LinuxのTCPコネクション
Linuxは、TCPのコネクションが TIME_WAITステータスになってから、実際に切断されるまで、デフォルトで60秒かかる。
頻繁にコネクションが発生するシステムでは、TIME_WAITコネクションが大量に残ってしまい、新しいコネクションがはれない状況が発生することがある。
その場合、TCPのリサイクルオプション(tcp_tw_recycle)を有効化することで、TIME_WAITコネクションを使いまわしてくれる。
# echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_recycle
システム再起動後も設定を有効にする場合は、
# vi /etc/sysctl.conf --------------------- net.ipv4.tcp_tw_recycle = 1 ---------------------
設定前後の netstatコマンドの結果を見れば、効果は一目瞭然